香川県三木町でふるさと住民カード交付式が行われました。

2017年3月24日(金)、香川県三木町で「ふるさと住民カード」の交付式が行われました。

三木町内には香川大学や大学病院があり、町外から出勤する人が多く、それらの人との結びつきを強くしようということを主な狙いとして取り組んでいます。

登録者には、町の会報誌の送付の他、特産品が当たるキャンペーンへの応募や、三木町長と副町長とのお食事交流会に応募できるなど、独特な取組みが行われます。

 

≪交付式の様子≫

ふるさと住民を代表して香川大学医学部付属病院の医師の泉川さん、香川大学農学部大学事務職員の木下さんに、三木町長より「ふるさと住民カード」の交付が行われました。

 

 

≪カードデザイン≫

三木町のふるさと住民カードは3種類から選ぶことができます。

「いちご(三木町の女峰)」:三木町の特産品。なかでも『女峰』というイチゴの品種は、生産量、日本一!(2016年4月時点)

「まんで願。」:三木町の伝統行事(獅子舞)。まんで願とは、さぬき弁で「全て」という意味の「まんでがん」に「願(ねがい)」を込めています。

「希少糖(ズイナの花)」:希少糖の研究・開発が町内の大学・研究機関で盛んに行われており、今後町として応援していく取組みになっています。

 

 

≪“招福祈願”の様子≫

三木町には獅子舞の文化があり、昔から獅子に頭を噛まれると、無病息災・開運招福が訪れると言われています。

今回、登録者に配布される全ての「ふるさと住民カード」は、獅子に噛んでもらっています。ふるさと住民の開運招福を祈っています。

※詳しくは「三木町ふるさと住民票」のWebサイトを参照ください。

取組み内容の紹介や、交付対象者へのインタビューなど、見ごたえのあるコンテンツの充実したサイトとなっています。

ふるさと住民票

≪メディア情報≫

日本経済新聞「香川県三木町、ふるさと住民票 通勤・出身者らに公共サービス」

http://www.nikkei.com/article/DGXLZO13731570W7A300C1LA0000/

 

毎日新聞「ふるさと住民票、町出身者らに24日以降交付 特産品など特典、移住促進へ」

http://mainichi.jp/articles/20170314/ddl/k37/010/450000c

徳島県佐那河内村でふるさと住民カードの交付式が行われました!

佐那河内村では、村の名前にかけて「3月7日(さなの日)」に交付式を行いました。ふるさと住民票制度の運用開始は、鳥取県日野町に次ぐ2番目(村としては全国初)です。

人口が約2500人の佐那河内村は昨年、7年ぶりの社会増になりました。
これは地域の世話人、集落支援員・地域おこし協力隊、移住コーディネーター、行政関係職員などを「地域を耕すキーパーソン」と称し、一緒になって村の活性化を行っている大きな成果と言えます。

佐那河内村ではふるさと住民票を、村外在住者(納税者)と「村」との繋がりを「見える化」のツールとして活用し、佐那河内村への「納税者=応援者」としての活躍の場づくりを目指します。

 

≪交付式の様子≫

当日は、ふるさと住民票の対象者を代表して加古川市在住、名誉村民でもある山根玉峰さん(写真中央右)、川口市在住、関東佐那河内会代表の東朋良さん(写真左)、小金井市在住、手のひらストア代表の井寺喜香さん(写真右)に岩城福治村長(写真中央左)から「ふるさと住民カード」が手渡されました。

 

≪カードデザイン≫

表面には、シンボルデザインとして【半鐘】が描かれています。
村民ならだれもがその半鐘を知っています。そして、場所からはとても美しい景色を見ることができます。

 

 

≪ふるさと住民票の取組み≫

  • ふるさと住民カードの発行
  • 専用SNSページや専用HP情報の提供
  • 『地域おこし支援員』としての活動の場の提供
  • 村内の伝統行事やイベントの紹介・案内 など

 

≪ふるさと住民票の登録対象者≫

  • 佐那河内村出身者
  • 村にふるさと納税を行った人
  • 村外在住で村に固定資産を所有している人
  • 住民登録はしていないが一時的な居住者
  • その他(村に愛着を持ち、積極的に関わる意志のある人)
  • など、村に何らかのゆかりのある人です。

 

佐那河内村のふるさと住民票に関する詳細( 佐那河内村ホームページhttp://www.vill.sanagochi.lg.jp/docs/2017010500015/ )

 

≪メディア情報≫

徳島新聞「ふるさと住民票制度始動 佐那河内村」

http://www.topics.or.jp/localNews/news/2017/03/2017_14889495367698.html

 

《「ふるさと住民票」第一号始動!》日野町での「ふるさと住民カード交付式」

222日に、鳥取県日野町で「ふるさと住民カード」の交付式が行われました。
昨年夏に全国8自治体の首長とともに提言をしたふるさと住民票。この取組みの第1号が日野町です。

関西在住の日野町出身者の会「ひの郷会」の代表世話人と、「米子日野郡人会」のお二人が代表して、日野町景山享弘町長よりふるさと住民カードを受け取りました。

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交付された「日野町ふるさと住民カード」には、日野町のシンボルであるオシドリがデザインされています。


日野町の「ふるさと住民票」制度より提供されるサービスは以下になります。

・「ふるさと住民カード」の発行
・「広報ひの」などの送付
・町の計画や政策へのパブリックコメントへの参加
・町の公共施設の住民料金での利用
・町内の伝統行事、イベントなどの紹介・案内

など

日野町のふるさと住民票に関する詳細(日野町ホームページ

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日野町は鳥取県の南西部、岡山県との県境に位置し、人口は約3400人ですが、お盆には多くの人たちが家族を連れて帰ってくるとのこと。まずは県人会や高校の同窓会から声をかけはじめますが、帰ってくる人たち全員が「ふるさと住民」になることを目指しています。

以下、最近ある質問とその回答です。

Q.ふるさと納税とふるさと住民票は何が違うの?

A.ふるさと住民票は、ふるさとへの愛着を可視化するための取組みです。会費の有無やサービスの有無及び内容等が一律に決まっているものではありません。ふるさと住民票制度を活用する自治体で決めているのは、共通のロゴの入った「ふるさと住民カード」を作成することのみです。個々の自治体の状況によってふるさと住民票の活用方法は大きく変わるものと思います(第1号の日野町は、会費はなく、ふるさと住民にはカードの発行のほか、町報の発送、祭りや伝統行事などの案内、町の計画や政策へのパブリックコメントへの参加、公共施設の住民料金での利用、町特産品等についての事前モニターなどを予定)

Q.うちの町では「ふるさとサポーター」の制度があるので一緒ですよね?

A.基本的な考え方は同じかもしれませんが、ふるさと住民票は、複数の自治体が一緒に取組むことと、構想日本が事務局として入ることによって波及効果が大きく異なると考えています。どれだけ良い取組みも住民が知らなければ行政の自己満足に終わってしまいかねません。また、行政と住民の関係が一つの特定の自治体との単線的な関係から、複数の自治体を行き来するなど複線的な関係に変化しつつある状況だからこそ、複数の自治体で同じ取組むことの意義があると考えています。

Q.事務局である構想日本はどのようなことをするの?

A.現在、この取組みに賛同する首長の方(9名)と連絡協議会を組織し、その運営を構想日本が行っています。連絡協議会ではふるさと住民票の方向性や情報共有などをしております。また、具体的な取組みを行う時には、「ふるさと住民カード」のデザインや印刷等の調整やメディアへの働きかけ、ホームページやブログ、SNS等での情報発信のお手伝いをします。

今後、全国の自治体に広げていく予定です。ご関心のある自治体の皆さん、議員の皆さん、ご連絡お待ちしています!

(※上記は、構想日本オフィシャルブログ日野町での「ふるさと住民カード交付式」反響続々!」より抜粋)

【日野町のふるさと住民カード交付式の関するWeb記事】
山陰中央新報:日野町「ふるさと住民票」第1号 出身者2人に交付
日本海新聞:日野との絆深めて 町出身2男性に「住民票」
読売新聞:「ふるさと住民票」初交付
共同通信:「ふるさと住民票」初交付 鳥取・日野町、移住を促進