兵庫県丹波市は、丹波市にゆかりや愛着のある市外在住者の方に情報を提供し交流やつながりが深められるよう、『丹波市ふるさと住民登録制度』を新設しました。
丹波市のふるさと住民に登録した方には、3種類から選べる『ふるさと住民票』が発行され、丹波市についての各種情報の案内や、市内施設(ちーたん館等)の入館料が免除になるなど、丹波市が様々なサービス(下記、「ふるさと住民票の特典」を参照)を提供します。
〇対象者
丹波市に関心または愛着のある市外在住者
年齢、性別及び国籍は問いません。
〇『ふるさと住民票』
ふるさと住民票は3種類(もみじ・かたくり・ちーたん)から選ぶことができます。
〇『ふるさと住民票』の特典
- 「広報紙」や「観光パンフレット」の送付
- 市の計画や対策へのパブリックコメントのご案内
- ちーたんの館等、市内施設の入館料免除
- まごころ応援団の店舗にて使用可能なクーポン券の発行
- 「丹波市の特産品」がもらえるキャンペーン
〇申込方法
下記の丹波市Webページ(ふるさと住民票紹介ページ)より、丹波市のふるさと住民に登録することができます。
http://www.city.tamba.lg.jp/soshiki/kikaku/furusatojyuumin.html
参考:ふるさと住民票®とは
- 「ふるさと住民票®」とは、災害などで他市区町村へ避難・移住している人だけでなく、町の出身者、ふるさと納税を行った人、複数の地域で居住している人、住民登録をしていない学生など、その自治体に実際に住んでいない人にもまちのことに関わってもらおうという仕組みです。菅野村長はじめ8自治体の首長らが呼びかけ人となり、2015年8月に提案されました。
- 具体的には、実施自治体に申請すると自治体から「ふるさと住民カード」が発行され、その自治体の「ふるさと住民」になります。自治体が「ふるさと住民」にどんなサービスを提供するかは自治体毎に異なりますが、たとえば広報紙などの送付、公共施設の住民料金での利用、アンケートやパブリックコメントへの参加などです。同時に「ふるさと住民」に町の応援団になってもらい町の活性化にいかそうという趣旨です。誰を対象にするか、ふるさと住民票登録者がどんな交流、参画をするかなども自治体が自由に決めます。
- 参加自治体同士がそれぞれの取組を共有するための相互交流や、「ふるさと住民票®」実施自治体全体での情報発信、PRのために、一体感を出すべく「ふるさと住民カード」の右半分は全ての自治体で共通です。左半分はふるさとを想起させる物事を自治体が自由に決めてデザインします。
- 2018年7月現在、鳥取県日野町、香川県三豊市、三木町、徳島県勝浦町、佐那河内村、福島県飯舘村、兵庫県丹波市の7自治体で実施されており、約900名がこれらの市町村の「ふるさと住民」として登録しています。
- 政策シンクタンク「構想日本」(代表:加藤秀樹)が、「ふるさと住民票®」の実施自治体間の連絡や全体の情報共有を担っています。